平成９年４月入社し、前職は電気関係の設計の仕事をしていました。 工場内での閉じこもった仕事だったので、外に出て仕事がしたいという思いと待遇面も含めて、結婚を機に村田組へ転職し建設業界に入りました。

私の仕事は管理業務が主となり、見積作成や役所との折衝業務、各現場の品質・安全・原価の管理を行っています。現場に行くときは1日に１～２現場回っており、工事全体の統括として内勤を主とした仕事をしています。時には人材配置、資材管理など各現場を介した調整を行っています。

今でこそ、橋梁の補修工事が多いですが、土木工事の仕事はコンクリート打設が花形で、メインディッシュとも呼べる大きな仕事です。コンクリートを綺麗に仕上げることは大変難しく、綺麗に仕上げることは土木工事の永遠のテーマとも言えます。その日の温度・湿度や状況に応じて変化するため、若い頃は何回も失敗し、お叱りの言葉も頂きましたが、今では綺麗に仕上げることが出来るようになり、得意先からお褒めの言葉を頂くようになりました。このような仕事での失敗の経験が糧となり、自身の成長に繋がりました。

土木工事は、量産品ではない世界に一つだけのもの、そこでしか作れないものを作っています。自分で測量や丁張りをして、その通りに作業員さんに造ってもらい、日に日に目に見えて構造物が出来ていく様は、この仕事の一番の魅力だと思います。自分の造った構造物を通りすがりに自分の娘に、「これお父さんが造ったんやで！」と言えるのは嬉しいですね。今後、子供たちにそのようなことを伝えていけることは自身の誇りでもあります。

平成９年の入社時（２６歳時）に丁稚奉公として建設会社（ゼネコン）へ、１年半くらい出向させて頂きました。当時は右も左もわからない状態でしたが、そこで出会った監督さんに測量のイロハを厳しくすべて教えて頂きました。そこで教えていただいた測量の技術が１００だとすると、今の測量の技術も１００だと言えるくらい、現在でも通用する技術を教えて頂き大変感謝しています。今でもその監督さんとご縁があり、お仕事のご依頼を頂いています。

建設業のやりがいは、自分の手でモノを造っていくことです。自然や天気などの不特定要素に左右されながら、自分の段取りでうまく工事進めていくことが大変重要で、自分の思い通りに進行できた際は本当に仕事冥利に尽きると感じます。 この厳しさや達成感は他の仕事ではなかなか感じることができないと思います。 管理職としてのやりがいは、品質安全もさる事ながら、利益や予算組みも重要で、そこがクリアできた時はやりがいになります。しかし、逆に難しい時は、ここをどう乗り越えていくかという気持ちでチャレンジ精神を養っていくことができます。また各現場の担当者が円滑に仕事ができるようにフォロー・サポートしていくことにも注力しておりますが、同時にそれが今後の課題でもあります。 管理職という立場上内業が多いですが、現場担当者の個々の能力を把握しながら、なるべく現場へ赴き、成長のための指導・教育に今後も力を入れていきたいです。

ゴルフが趣味ですね。会社でもゴルフコンペなどがあり楽しく参加しています。

自分の働いている会社ですから、骨太な健康な会社になるための体制作りをしていきたいと思っています。働いている方が安心して長く働いていけるように、フォローやサポートをしながら一緒に頑張っていきたいです。弊社は、いいメンバーが多く、和気あいあいと仕事をしています。

安定した会社体制を構築し、給与面や待遇面・規定等はしっかりとしており、働きやすい環境が整っています。勤務時間や勤務場所なども考慮してもらえますし、鉄道工事で夜勤などもあったりしますが、手当や代休など臨機応変にさせて頂いています。仕事は厳しいですが、それに見合う対価や査定はしっかりしてますので安心して働いていただけると思います。